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それ、むし歯じゃなくって酸触症

テーマ:健康情報 2018.02.26

😂口の中の衛生状態が良くても歯に穴が開いたり変色したり変な溝が出来たりする方を見かけます😅

むし歯、歯周病に次ぐ第3の歯の疾患として、近年問題になっている酸蝕症(さんしょくしょう)。「細菌の関与のない化学的な歯の溶解」のことです。つまりミュータンス菌など虫歯菌が出す酸によって歯が溶けたり穴が開いたりするむし歯とは違うものです。

昔は酸触歯とは職業性の歯の疾患として認知されていました。メッキ工場など酸を扱う工場の労働者の歯に多く見られました。その後、労務環境の改善や産業歯科医らの対策により、現在では労災としての酸蝕歯は激減したそうです。ワイン、炭酸飲料、栄養ドリンク、柑橘類、黒酢飲料、クエン酸健康法?――酸性度の高い飲食物が原因でも、歯が溶けるおそれがあります。逆流性食道炎や摂食障害による嘔吐など胃酸も原因になります。

歯は酸に弱いのですが、唾液が酸を洗い流して中和するため、通常は大きな問題は起きません。ところが強い酸に長い時間、または繰り返し触れていると、唾液の中和作用が間に合わなくなります。化学反応で歯の表面のエナメル質が溶け、薄くなったり軟らかくなったりする。 さらに溶けると下の象牙質がむき出しになり、歯がしみたりしますし、歯のすり減りが加速する原因とも考えられています。

酸触症を予防するためには、清涼飲料水などをだらだら飲み続けないことや、酸性度の高い飲料はストローで飲むこと、飲んだ後は口を漱ぐことが大切です。歯磨きは三十分おいてからという話もありますが、虫歯のリスクの高い人はさっさと磨いてしまった方がよい場合もあります。やさしく丁寧に磨くようにいたしましょう。

🍊さて、自分の食生活はといえば。私の弁当には必ずと言っていいほどオレンジやグレープフルーツが二房くらいタッパに入っています。一日にたくさん食べているわけでもないからいいと思いますが‥‥。疲れた時の柑橘類は生き返ります!!何事も、極端でなければ大丈夫かと思いますよ。ビタミンCも摂らなければね。

 

⛷オリンピックが終わりましたね。時差が少ない事もありお昼休みに競技の中継をテレビでやっていたりするとお弁当そっちのけで応援を‥‥。選手の皆さんはすごいですね。上位に入った方もそうでない方も、オリンピックに出場できるだけですごい事だと思うんですよね。すごい身体能力だなーと純粋に感動。

                                                                                                   

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