ブログ

マタニティ歯科~虫歯と歯周病に注意~

テーマ:歯周病予防, 虫歯 2010.04.13

 

近頃、あんまり天気が良くありませんね。四月の中旬だというのに夜はコタツから出られません。

コタツをいつ片付けるか‥‥それが問題です。皆さんとっくにしまわれたのでしょうか。

結局今夜もコタツに足を突っ込みながら、次のブログは何にしようかな~って考えてたところ、友人の「おめでた」メールがパソコンに着信。そういうわけで今日は妊娠中のお口のことを話題にしようと思います。

女性は、妊娠すると、ホルモンバランス(女性ホルモン)の関係で、虫歯や歯肉炎などお口のトラブルを起こしやすくなります!

女性ホルモンが唾液の量や免疫系に影響を与えたり、ビタミン新陳代謝が障害されてさまざまなトラブルを引き起こすのです。加えてつわりがひどくて歯磨きがよくできなかったり‥‥。食生活や嗜好の変化なども虫歯多発の原因になります。

 

ご自身の口腔疾患に加え、歯周病菌は、早産・低体重児出産のリスクを高め、虫歯菌は母子感染により生まれてくるお子さんの虫歯リスクを高めることとなります。

本当は、妊娠前から予防・治療はされておいた方がいいと思います。妊娠中の口腔疾患の多くは、きちんとした口腔管理が出来ていればそれほど悪化することはないのです。仮に口腔内が良くない状態で妊娠なさったとしても、妊娠をきっかけに、検診を積極的に受け、虫歯・歯周病の状態を知るのは大事なことです。妊娠中でも治療の出来る時期はありますし、同時に予防の正しい知識と方法も、生まれてくるお子さんのためにも身につけていきましょう。

                                                                                                   

大きな地図を開く