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猛暑とアイスと

テーマ:健康情報, 小児歯科 2011.08.08

 いやいや、暑い‥‥!暑いったら暑い。

あちこちでお祭り、花火など目白押しです。昨夜は新潟祭りの花火でしたかkya-.gif

くまくんも、夏祭りバージョンですheart06.gif

この暑さについついアイスクリームなどの氷菓に手が伸びてしまうのは必然でしょうか……。甘くて冷たいものの誘惑に勝てる子供はあまりいないような気がします。アイスクリームは冷えた状態で味わうためにかなり高い糖分が添加されています。虫歯とカロリーの点からご注意を!

さて、そんなわけで本日は人間の味覚について。

味覚は新生児の段階から既によく発達しているもので、本能的に甘味に対しては最も反応が鋭く、つまりおっぱいを吸う反応が見られます。これは生理的欲求と一致するためでしょう。しかし三か月から五カ月位になると色々な味を受け入れることが出来るようになります。徐々に酸味や塩味にも慣れてくるのです。また甘味は酸味や辛味等の味を隠す働きがありますから、甘味を被せた食生活が多いと甘味のみに味覚が満足してしまい他の味に慣れないために幅広い味覚の発達が損なわれてしまうので注意が必要です。

余談ですが私は塩辛いものがあまり好きではありません。(残念ながら甘いものは大好き)

塩味の味覚は離乳機から始まる後天的な食体験によって形成されていくようです。4歳ごろには大人と同じくらいの濃度の塩味を好むようになるそうです。実際に塩味の濃いものを食べている人は塩味に対する味覚が鈍感になっており、薄味に慣れている人は敏感になっているようです。離乳の初期からあまり食塩を与えてはいけないといわれており、大人の食べ物の約五倍に薄めたものが基本で、そこから少しずつ近づけていくのです。

(うちの親の卵焼きは甘かった。少なくともしょっぱくはなかった……)

食育の前段階として幼児期の食生活というのは殊に重要なものです。離乳期から小学校時代にかけて色々な食べ物を経験することにより、食生活の幅が広がっていくのが望ましいですね!

hana01.gif最後に、うちの植栽を紹介♪

 

                                                                                                   

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