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複製義歯について

テーマ:新着情報 2010.09.19

こんにちは。

涼しくて庭仕事日和。お彼岸は球根を植えたりして過ごします。futaba.gifhare.gif

先日上京して総入れ歯の勉強をしてきました。

吉田秀人の総義歯セミナー 簡単確実!コピーデンチャーで始める総義歯制作法

総義歯をこれまでいくつも作ってきたし、色々な先生にテクニックをご教示して頂いたりしたけれど、実際様々な旧義歯の問題をすべて解決した新義歯を一発で作るのは難しいこともあります。

具合の悪い義歯を無理して使ってきたことで、顎の位置は狂い、粘膜も変形していることが多いからです。

そんな時今まで使ってきた義歯をまずは複製して複製義歯を満足いく状態に改造してからその義歯を忠実に移行させて新しい義歯を作ればうまくいく可能性は高いように思います。

患者さんに義歯をお借りしてその場で型をとります。そこにプラスチックを流し込んで複製を作るのです。

これはとりだしたばかりのところ。まだバリがありますね。でも結構正確な複製ができます。びっくりしましたicon_eek.gif

バリを削り取りよく研磨して患者さんに使って頂きます。リライニング(内面を適合させること)や咬合再構成(上下の咬み合わせをプラスチックを盛りたして作り直します)をしたりして理想的な状態に改造するわけです。

改造にあたって必要な知識を再確認したりして有意義なセミナーだったな!!って満足しているのでしたーheart06.gif

吉田秀人先生の著書は読ませていただいたんですけど、わかりやすくて良かったので、今度は先生ご専門のパーシャル(部分入れ歯)のセミナーにも参加したいと思っているのでしたーup.gif

                                                                                                   

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