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桃の節句

テーマ:小児歯科, 虫歯 2015.02.25

三月三日は桃の節句ですね。

ひな祭りは、高貴な生まれの女の子の厄除けと健康祈願のお祝いとしての「桃の節句」が、庶民の間にも定着して行ったお祝いです。ですから単なるお祭りではなく、お七夜やお宮参りと同じく女の赤ちゃんのすこやかな成長を願う行事です。いうなればお雛さまは、赤ちゃんに降りかかろうとする災厄を、代わりに引き受けてくれる災厄除けの守り神のようなもの。気持ちの問題ですが、省略せずにきちんとお祝いしてあげてくださいね。

知り合いに「もう実家に住んでない場合ってお雛様を親は飾るのかな?」と尋ねたところ、ちゃんと飾られているらしいです。娘を思う気持ちはとうに自立して離れて暮らしていても同じなのでしょう。なおさら?

二月の中ごろから医院のディスプレイをひな祭りバージョンに。

しかし。誤算が一つ。

ひな祭り本番前に桃が開花して菜の花が枯れてしまいそうなこと

ひなまつりのお菓子といえば雛霰。

ピンクや緑で色づけされて目にも楽しいですよね。

お餅を細かく切ってオーブンで焼きお砂糖を振れば出来上がりです。

今はむらさき芋パウダーとか人参パウダーとか天然素材のものも手に入るので砂糖とパウダーを水で溶いて加熱し焼いたお餅を絡めれば彩も豊かです。

お砂糖は虫歯の原因ですから、食べた後は歯磨きを!

もうすぐ春を迎えて卒業卒園のシーズンですね。

みなさん希望にあふれた春になりますように!推薦で学校に受かっちゃったけど勉強についていけるか心配だとか、小学校で友達沢山ほしいだとか、春から新しい趣味を始めるとか、皆さんからいろいろなお声を聞くととても楽しくなります。

四月から六月は学校歯科健診の時期です。この機会にお子さんのお口の中に意識を向けてみてください。虫歯はなくとも歯肉炎のあるお子様が増えています。生活習慣を見直すなど家族の会話の中でお口の健康について触れてみていただければ幸いです。

                                                                                                   

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