歯内療法
四月一日、本当に冗談みたいに朝4時に起きて始発の六時過ぎの新幹線に乗りました。(嘘ではありません)
ケーオーデンタル株式会社主催のセミナーに参加したのでした。
「明石歯内療法ビルドアップセミナー」
講師の先生は明石俊和先生。ニューヨーク州立大学の助教授や日大診療教授を歴任され認定医、指導医の先生です。
まず歯内療法というのは虫歯がひどくなったときに神経をとったり、神経をとってかぶせた歯の根が再感染した時の治療のことです。
最近の潮流を知るために学会に出席したりセミナーに出ることはとても大切なことだなーと思っておるのです。(早起きは辛いけど)
薬剤の使い方や、測定機器の使い方は先生方それぞれで色々あるのだけれど、基本に立ち返ることができてとてもよかったと思います。
結局、歯周組織(歯の根の周りにある歯を支えている組織)を傷めないように異物を押し出さないように治療をすすめるこれに尽きるわけだけど、実際実習をしてみてそこを厳密にするのはなかなか時間がかかるわけです。
結局は時間がかかることを患者さんに説明してご理解頂いて丁寧にやるのが一番なのかしら?と思ったのでした。
でも、迅速さも求められるわけで、むつかしいですね
今は我々が学生だった頃に教育された某根管治療薬がナンセンスとされていますし為害作用が指摘されていたりしますし、自費診療ではなく保険診療として適切な歯内療法をいかに行うかという点も永遠のテーマなのでしょう。その辺もざっくばらんにお話いただきました。
またこういったセミナーがあれば早起きして上京したいと思います