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雨の夜

テーマ: 医院紹介 2012.09.30

台風17号が来ているせいかひどい豪雨です。ずぶ濡れになりながらやっと帰宅した日曜日の夜です。

この台風のために飛行機や船の欠航が相次いだようで大変な思いをされている方もいらっしゃるでしょうか。皆さん無事に過ごされますように!

明日から十月なので院内の模様替えをしました。ちょっとだけ。去年と同じ格好なのですがくま子もハロウィンバージョン。

廊下のタペストリーもハワイアンキルトをやめて冬っぽくこぎん刺し。

作り手も専門家ではないので粗い部分もあるのでご容赦を…とのこと。

私も小さいのを作りました。額に入れてもらっちゃいました。

こぎん刺し(こぎんさし)とは、青森県津軽に伝わる刺し子の技法のひとつだそうです。 一般に青い麻布に白い木綿糸で刺すものです。津軽地方では農民は仕事着、普段着において木綿が禁止され、紺麻布を着ていたが、麻は繊維が荒く、津軽地方の冬の寒さを防ぐことができませんでした。 そのため、麻の糸で布目を埋めていき、木綿の糸が手に入るようになると農家の女性が競うように刺繍をしたのだそうです。その模様も多種多様にわたり、その技巧を若い娘どうしで競ったとのことです。難しい模様を刺せる子は頭のいい娘ということだそうで。
先日NHKでも取り上げられていました。

診療が終わって事務仕事が終わってちょっとした時間に刺していただけなのであんまり大作はできませんがそれでも気分転換になりますkao-a02.gif

ame02.gif 朝おきてびっくり。愛知から東京あたりは台風直撃で大変だったようですね。怪我をされた方もいたとニュースで知りました。お見舞い申し上げます。

10月の診療日について

テーマ: 医院紹介 2012.09.25

10月の診療日がHPに出ていないという問い合わせを患者さんから頂いております。こちらの手違いで申し訳ありません。

10月は通常通り日曜日と木曜日と祝日がお休みですが、11日だけは木曜日も診療いたします。

今後ともよろしくお願いいたしますhalloween.gif

季節の変わり目。くれぐれもご自愛下さい。

テーマ: 医院紹介 2012.09.23

こんにちは。やっと涼しくなってほっとしました。
ここのところ夏風邪の名残みたいな体調不良に陥る方をよくお見受けします。季節の変わり目ということなんでしょう。
風邪やインフルエンザやノロウィルスが流行りだすと国立感染症のサイトをよく見るんです。
ちょっと前までマイコプラズマ肺炎が流行っていましたね。熱が下がってもかなり長く咳が続くし合併症もあります。
あとは麻疹や風疹。
予防接種をきちんと受けるのはもちろんですが、特に麻疹は合併症が怖いですからね。侮れません。最近は子供の感染症ではなく大人もかかる感染力の強い感染症です。
気をつけましょう。
などといっているうちにインフルエンザが流行りだすんでしょうか。新潟はまだみたいですが東京や千葉でぼちぼち出てきたようです…。

毎月いろいろ悩みながら原稿を書く「Kids」ももう二年以上続いています。医院に掲示、配布の他、松の実第二保育園さまの掲示板に張っていただいているので最近は自然と乳幼児向けの内容になっています。でも、園児さんたちもいずれは小学生になって中学生になるわけですからもう少し幅広い年齢の小児対象のものにしていけたらなあと思っています。

今月のトピックスは転倒などで歯が抜けた場合の対応についてでした。
ぶつける頻度としては圧倒的に上の前歯が多いです。乳歯(A)も永久歯(1)も生えてから1~2年つまり1才と7~8才で多いわけです。
乳歯は抜けても再植しませんが、永久歯は抜けても抜けたところに戻せば定着する場合が多いです。
予後を左右するのは、
①脱落歯の保存状態
②処置までの経過時間
③脱落後の歯槽窩(抜けたところ、歯ぐきとか骨とか)の状態
④固定方法や期間

保存は水でもいいですが、あれば歯の保存液が良いでしょう。
なければ牛乳か生理食塩水でも。
あとは根に絶対触らないことと治療までの時間が勝負ですが、やっぱり状態が悪いと定着せずに歯の根が吸収してしまったりすることはあるのです。

余談になりますが
小児歯科の文献を読んだりすると、本当に難しいことが多いです。たとえば乳歯をぶつけて歯が埋まることもあるのですがどっちに埋まったら永久歯に影響があるのかなど永久歯の時は考えなくてもいいようなことを考えなくてはならないですし、歯の周りの骨が折れた時も大人と子供では取扱が違ったり…。
そんなに頻度のあることでもないけど、だからこそ、いざそういう患者さんがいらっしゃった時のために常に勉強していないとダメだなーって自分を戒めることは多いのでした。

ではでは。
また来月お会いしましょう。

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