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真夏

テーマ:小児歯科, 虫歯 2012.08.09

毎日暑いですね~。

そして皆さん毎晩ロンドン五輪に熱くなっていらっしゃるでしょうか!?
日本勢の活躍、素晴らしいですね!国政のニュースを見忘れちゃうくらい、私も毎日テレビに釘付けです。最近朝の室温が高すぎて早起きしてしまうのですが、覚醒後すぐにテレビをつけてしまいます。そういう方多いみたいですね。活力になります。

夏といえば…新潟まつりの花火も見に行きました。

とても久しぶりでしたね。煙であまり見えなかったのですけど、それでも懐かしくて良かったです

今月号のKIDS(小さい患者さんの保護者様向けの院内壁新聞)にも書かせていただいたのですが、MIペーストについてお話しましょう。

MIペーストは虫歯予防の口腔ケア商品です。チューブに入っていて歯磨剤みたいな感じ。
CPP-ACPといいます。

不幸にして出来てしまった虫歯でも穴があかないうちなら、むやみに削らずに、フッ素、CPP-ACP(リカルデント)やキシリトールを使用したり、唾液の分泌をよくするなど、再石灰化を促す努力をすれば、虫歯の進行を止め元の状態に回復させることができます。
CPP-ACP(リカルデント)は、メルボルン大学 レイノルズ教授らのグループによって開発された牛乳由来タンパク質の分解物であるカゼインホスホペプチド(CPP)と、非結晶性リン酸カルシウム(ACP)の複合体です。CPP-ACPはカルシウムとリンを高い濃度で口腔内に供給してくれます。
これによって再石灰化が進みます。
歯科医院での歯のクリーニングの後で用いると特に効果が高いと言われますが、自宅でもよく歯磨きしたあとに塗布しましょう。
歯はもともと脱灰(カルシウムが溶けること)と再石灰化(カルシウムが歯の中に戻ること)を繰り返しています。生えたばかりの歯はとても虫歯になりやすいですがこの時期に虫歯にさせないで乗り切ると歯質は強くなり虫歯になりにくくなっていきます。再石灰化したところは虫歯になりにくいという説もありますから、まずは生活習慣を見直し食習慣とブラッシング、それらを補う意味でフッ素とMIペーストはとても有効でしょう。二つを一緒に使ったほうがより効果的です。

いちご、バニラ、メロン、ヨーグルト、ミント味の他に期間限定でマスカット味というのが出ているようです。チョコレート味もあったのですがこれが限定味だったようで今はもう手に入らないみたいですね。

                                                                                                   

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