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節分

テーマ:医院紹介 2013.01.28

 節分という言葉は「季節が分かれるとき」という意味です。本来は各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)などの前日は全て節分ということになります。江戸時代以降はもっぱら立春(二月四日ごろ)の前日に限って言うようになりました。
現在の節分の行事の元になったものが「追儺」という中国の行事です。
追儺(ついな)の行事は「鬼やらい」「なやらい」「鬼走り」「厄払い等ともよばれ、疫病などをもたらす悪い鬼を駆逐する行事をいいます。日本で、この追儺(ついな)の行事が行われたのは、文武天皇の時代に宮中で初めて営まれたことが「続日本紀」に書かれています。 その年は疫病が蔓延し多くの死者が出たそうです。大晦日、宮中では官職の者が鬼の姿をして災害や疫病などの災いに見立て、また黄金の仮面に矛や盾を持った者が豆を撒きながら悪魔悪鬼を追い払って新しい年を迎えたといいます。
江戸時代になると民間でも広く行われる行事となり今日に至ります。

 医院でも節分行事をしてみんなの幸せを祈りたいと思うので……ブランコのくまくんに豆まきをしてもらいます

枡の中には茨城産落花生。
節分の日になぜ豆を撒くのかといえば穀物や果実には邪気を払う霊力があると考えられており豆を蒔くことで豆の霊力により邪気を払い、福を呼び込むと考えられたのだそうです。たぶん落花生でも大丈夫でしょう。

鬼は外
福は内
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