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音波歯ブラシ迷走中

テーマ: 歯周病予防, 虫歯 2023.12.17

今日は全国的に冬型で、昨夜はとても風が強かったようです。波浪警報も出ています。医院の近所の街灯が真っ二つに折れていて、今朝はパトカーを何台か、撤去作業の為の作業車?も見かけました。昨夜の暴風は破壊的でした。雪が降るとの予報の通り確かに降雪が見られていますが今のところ除雪が必要なほどの積雪にはならなさそうです(希望的観測)。❄❄❄

 

このところブログで電動歯ブラシの話ばかりしていましたが、まだ続きます。

これも、2000円程度の音波歯ブラシです。一分間に20000回の振動数がありますし、少し手を濡らして金属部分の持ち手を把持することでイオン効果があり水だけでも磨けます。手磨きと同じような感覚で磨けるとの事で音波歯ブラシをつい自分で動かしてしまう方にも適しています。(本来音波歯ブラシはブラシを歯の上にそっと載せて自分では歯ブラシをストロークさせない…というものです)音波歯ブラシとしては少々物足りない感じもしますが一万円以下の他の音波歯ブラシに比べるとお勧めです。

 

振動数だけがすべてではないのでしょうが

先月のブログで紹介した音波歯ブラシはどうでしょうか。

電動歯ブラシを使っていますか。

オーラルBが48000回/分の高速上下運動と10500回/分の左右反転運動

ソニッケアーが約30000回/分

ハイドロソニックプロの振動数が22000~42000回/分

 

とメーカーのウェブサイトにありました。オーラルBをいまだ私は使いこなせていないのですがスタッフが問い合わせて振動を減らすモード選択をしようと頑張っているようでした。取説見ても私もいまいちわからなかったんですよね…。最小の振動数だったらもうちょっと使いやすいかな?

 

奥が深いです。

 

音波歯ブラシを使っていますか。

テーマ: 健康情報, 歯周病予防, 虫歯 2023.10.29

皆さんは音波歯ブラシ・電動歯ブラシを使用していますか。二つの違いは振動数の違いです。

上手に使えばこれほど時短になるアイテムはありません。

ただ残念ながら、ご自身の判断で電動歯ブラシ(音波歯ブラシ)に切り替えた後、お口の中が改善する方がそれほど多くない印象です。なぜなのかは検証が不足していて理由を一概には挙げられません。使用していた電動ブラシも様々で、どうしてこんなことになるのかと首をひねるばかりです。結局手磨きに戻してみますか?とお勧めして口の状態は回復するので事なきを得ます。

そういう経験のある歯科衛生士、歯科医師は多いのではないか?と思います。しかしながら、それだけだとせっかく購入したものが無駄になってしまいます。一言相談してくれたらよかったのにな…と思う事も少なくありません。

手磨きでしっかりプラークコントロール出来る方は電動ブラシを使いこなせる傾向にあります(当然と言えば当然😅)電動ブラシは効率がいいですから手磨きで何度もこすらないと歯垢がしっかり落ちない部位などに部分的に使ったりするととてもツルツルになりますし、気持ちがいい😊

私は現在三台の音波歯ブラシを交替で使っています。

松風 オーラルB iO4プロフェッショナル


フィリップス ソニッケアー ダイヤモンドクリーン


クラプロックス ハイドロソニックプロ

画像順序はお勧め順ではありません。強いて言えば値段の安い順?

電動歯ブラシ音波歯ブラシは奥から順に少しずつ位置をずらしていって一周しますが、歯ブラシ自体を細かく動かす必要はありません。その時正しい手磨きの時にするように歯と歯ぐきの境目にしっかりフィットさせることが肝要です。

私の普段の歯磨きをご紹介します。まずフロスを使って歯と歯の間の面をきれいにします。そのあと上の三台の音波歯ブラシの内の一つで歯みがきしてます。磨きにくいところを手磨きや歯間ブラシで補って終わり!

という感じです。ここからは個人の感想になりますが、振動を小さくする機能があった方がいいです。振動が大きすぎると振動で持っていかれるという感じがして振動するブラシをちゃんと歯に沿わせられない場所が出てきます。上手く説明できいないのですが、それは手磨きでも磨き残しが出やすい場所だったりしますが、手磨きで磨きにくい場所は電動歯ブラシだともっと磨きにくい!電動歯ブラシ(音波歯ブラシ)に優劣をつけるとすればこの最後に手磨きや歯間ブラシで補うのに要する時間かなーと思うんです。

 

当院では電動ブラシ(音波歯ブラシ)はハイドロソニックプロか、それより少し機能の少ないハイドロソニックイージーをお勧めしていますが、それ以外の電動ブラシであっても歯磨き指導のご相談を承ります。現物をお持ちください。取説もあるとこちらも勉強になります!

 

 

 

尋常ならざる暑さです

テーマ: 虫歯 2023.07.30

連日33度を超える暑さで、体力を奪われる日々でしょうか。エアコンを適切に使って身を守る行動を!なんてよく言われますが、職業柄それが不可能な方もいらっしゃるでしょう。そういう方は大抵、長年の環境への適応で体調を保っておられると思います。そんなあなたが体中の毛穴を総動員したって体温調節には限界があることを自覚しましょう。つまりは熱中症にはご注意を。

熱いと冷たいものが欲しくなりますが、冷たいものの甘さには十分に注意しましょう。アイスクリームが溶けてただの生暖かい糖質と脂質の水溶水になったものを舐めたことがあるだろうか。あの強烈な甘さを知ったらなかなかたくさんはアイスクリームなんて食べられない…と個人的には思うのですが、暑い日の氷菓は強く誘惑されますよね。食べた後はフッ素入りの歯磨き剤を使用して正しく歯磨きしましょう。🍨

 

先日自分の歯磨きに自信が持てない、本当にこれで磨けているのか確信が持てない、という方がいらっしゃいました。そんな時にはこれ

別に子供専用というわけではありません。

歯科医院で染め出しするときほどではありませんがそこそこしっかり歯垢を染めてくれますし、ノンアルコールで甘味料はキシリトールですし色の成分も食品に使用される安全性の高いものですから、毎日就寝前の歯磨きに使うことをお勧めします。しっかり歯垢を落としたら、きっと安心して眠れると思いますよ。

夏の甲子園がこれから始まりますね。東京学館、新潟県代表として頑張ってほしいですね!⚾

 

 

 

ハロウィーン怖い

テーマ: 医院紹介, 小児歯科, 虫歯 2022.10.30

 

今日は、陽射しもそこそこで行楽日和でしたね。

世の中はハロウィーンだそうで、自宅の町内でもなにやらイベントをやっているようでした。今の子供たちは生まれた時からハロウィーンという行事がクリスマスと同様に身近にあるわけで…何やら隔世の感です。しかしながら、医院の飾りつけなんかは季節感を出すために一応色々やってはいるのです。案外浸透しているのでしょう。

韓国の繁華街でもハロウィーンの混雑で大きな事故起きたようで痛ましい事です。今日の渋谷も結構な混雑だとか。安全に楽しんでほしいものです。

ハロウィーンという名前は、11月1日の万聖説と呼ばれるキリスト教の聖人を祝う日の前日を意味する「All Hallows Eve」に由来しますが、10月31日に行われる古代ケルト人のお祭りでは死者の霊がこの世に戻るとも言われていて、それらを追い払うために怪物や悪魔などに扮したといわれています。そのあたりが伝わってハロウィーン=仮装パーティーという流れなのでしょう。日本だと死者の霊が戻るっていうとお盆みたいなイメージですけど、トコロ変われば…色々ですね。

トリック オア トリート で、もらったお菓子を食べた後は、しっかり歯磨きですよ。

むし歯になる糖がお菓子にはたくさん含まれています。

砂糖(ショ糖)、果糖、異性化糖(ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖など)

むし歯になりにくい糖(糖アルコールも含む)

マルチトール、還元パラチノース、キシリトール、ソルビトール、ラクチトール、エリスリトール、パラチノース、オリゴ糖

異性化糖については特に太りやすいとかむし歯になりやすいとか言ったことはないそうですが、果糖が中性脂肪の合成を促進するとは言われていますから、原材料表示には気を配りましょう。むし歯になりやすい方や糖尿病の方は、はちみつや果物といった一見体によさそうな食物の中の糖分に対しても、少し神経質になるべきですね。代用甘味料はまだ研究段階のものも多く、現在むし歯になりにくいといわれているとかカロリーゼロと言われているからと言って、その健康への影響は実はわかっていないだけかもしれません。適度な摂取にとどめるべきだと個人的には思っています。

 

 

 

秋のはじまり

テーマ: 医院紹介, 歯周病予防, 虫歯 2022.08.28

涼しい一日でした。

今年の夏は長くて暑くて大変でしたね。例年暑くても大きな掃き出し窓から燦々と降り注ぐ夏の太陽光にも負けずに診療していましたが、患者さんからも暑いといわれることが多く、換気したらしたで室温がなかなか下がらず…遮光遮熱カーテンを設置しました。アルミ蒸散の繊維だとかで見た目アルミ箔みたいで如何なものかと思ったのですが、ひと夏通してみて性能はなかなかでした。節電になったかどうかは不明です。例年より設定温度を下げていたのでエコではなかったですねえ。世界的なエネルギー事情やニュースでみた中国の計画停電の影響を知るにつけ、体調を壊さない程度に節電はすべきなんだろうなあと思います。

そろそろ秋でしょうか?アルミ箔色のカーテンを外せそうです。秋の少し寂しげなサイズのバラが咲き始めたので見に来てやってください。

当院は十三年くらいたつのですが、壁紙が剥げて剥げてどうしようもなくて最近大きな脚立に載って壁紙を補修しています。でも少し雨漏りもしているみたい??壁が濡れていました。結露かもしれませんが壁紙もはげるわけです。個人的にはDIYは好きな方なのでホームセンターで購入したあれやこれやで補修しているのですが、少し限界を感じます。やれやれ……。世の中の流れ的に新しいものをバンバン作ったりするよりも古いものを補修したりして使い続けるのもするのもSDGs的かと思います。

何事もメンテナンスが大切という事ですね。(強引)

猛暑につかれコロナ禍に疲れた体のメンテナンスの一端として、時にはお口にも意識を向けてください。ちょっとした異変を見逃して、慣れてしまうと数か月後とんでもないことになっていたりします。最近思うのですが虫歯や歯周病にリスクのある方はやはり二三年に一度くらいは全部の歯のレントゲンを撮ったほうが良いです。当院は割と主訴(患者さんがいま困ってること)の解決を中心に行っているのですが、ちょっとした健診だけでなく踏み込んだ提案をしていくことで将来の病気を防げるのなら、そちらの方がメリットは大きい事でしょう。

 

 

 

 

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