音波歯ブラシを使っていますか。
皆さんは音波歯ブラシ・電動歯ブラシを使用していますか。二つの違いは振動数の違いです。
上手に使えばこれほど時短になるアイテムはありません。
ただ残念ながら、ご自身の判断で電動歯ブラシ(音波歯ブラシ)に切り替えた後、お口の中が改善する方がそれほど多くない印象です。なぜなのかは検証が不足していて理由を一概には挙げられません。使用していた電動ブラシも様々で、どうしてこんなことになるのかと首をひねるばかりです。結局手磨きに戻してみますか?とお勧めして口の状態は回復するので事なきを得ます。
そういう経験のある歯科衛生士、歯科医師は多いのではないか?と思います。しかしながら、それだけだとせっかく購入したものが無駄になってしまいます。一言相談してくれたらよかったのにな…と思う事も少なくありません。
手磨きでしっかりプラークコントロール出来る方は電動ブラシを使いこなせる傾向にあります(当然と言えば当然😅)電動ブラシは効率がいいですから手磨きで何度もこすらないと歯垢がしっかり落ちない部位などに部分的に使ったりするととてもツルツルになりますし、気持ちがいい😊
私は現在三台の音波歯ブラシを交替で使っています。
松風 オーラルB iO4プロフェッショナル
フィリップス ソニッケアー ダイヤモンドクリーン
クラプロックス ハイドロソニックプロ
画像順序はお勧め順ではありません。強いて言えば値段の安い順?
電動歯ブラシ音波歯ブラシは奥から順に少しずつ位置をずらしていって一周しますが、歯ブラシ自体を細かく動かす必要はありません。その時正しい手磨きの時にするように歯と歯ぐきの境目にしっかりフィットさせることが肝要です。
私の普段の歯磨きをご紹介します。まずフロスを使って歯と歯の間の面をきれいにします。そのあと上の三台の音波歯ブラシの内の一つで歯みがきしてます。磨きにくいところを手磨きや歯間ブラシで補って終わり!
という感じです。ここからは個人の感想になりますが、振動を小さくする機能があった方がいいです。振動が大きすぎると振動で持っていかれるという感じがして振動するブラシをちゃんと歯に沿わせられない場所が出てきます。上手く説明できいないのですが、それは手磨きでも磨き残しが出やすい場所だったりしますが、手磨きで磨きにくい場所は電動歯ブラシだともっと磨きにくい!電動歯ブラシ(音波歯ブラシ)に優劣をつけるとすればこの最後に手磨きや歯間ブラシで補うのに要する時間かなーと思うんです。
当院では電動ブラシ(音波歯ブラシ)はハイドロソニックプロか、それより少し機能の少ないハイドロソニックイージーをお勧めしていますが、それ以外の電動ブラシであっても歯磨き指導のご相談を承ります。現物をお持ちください。取説もあるとこちらも勉強になります!