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今年もよろしくお願いいたします

テーマ: 医院紹介 2021.01.21

令和三年になりました。一月に入ってもやはり毎日covid19への感染者数のニュースばかり。収束する気配はないようです。医療体制の逼迫、医療崩壊の危険が叫ばれています。コロナ病棟で戦っている先生方や看護師さんにはただただ頭が下がります。
我々にできるのは今のところ粛々といつも通りの感染対策をして毎日診療をするだけです。幸い歯科医院で大きなクラスターが起きたという話は全国的にも聞きませんが、今後も気を引き締めていきたいと思います。来院時に検温、治療前にうがい薬によるお口の消毒など、ご協力をいただいております。二週間以内に現在緊急事態宣言対象区域への往来や往来のあった家族がいらっしゃる方などには、来院をご遠慮いただいております。ご協力のほどよろしくお願いいたします。


一月のクマの装いは「出初式」です。消防関係の行事ですが、起源は江戸時代の火消しによる出初め、初出であるそう。新潟ではあまりなじみがありませんが、新春恒例行事という事で衣装を着せてみました!
例年、新潟市消防局により一年間の無火災と無病息災を祈り出初式が行われていました。行進とか消防車や消防艇による一斉放水が見どころだそうですが、今年は新型コロナウィルス感染拡大防止のために中止となったそうです。残念。

今年もおせわになりました

テーマ: 医院紹介 2020.12.27

今年もあと四日となりました。診療はあと三日です。30日の夕方まで診療します。

少しずつ掃除をしたり、収納の片づけをスタッフ一同行っております。マスクやグローブその他感染予防のための消耗品の在庫を例年より多く確保せねばならず、かつ効率よく出し入れできるような模様替えをしました。地味に。

今年はコロナ禍の中で、より厳密な感染対策をしながらの診療を進めてきました。一般の歯科診療所でどこまですべきなのか難しいところではあります。来年も当面こんな状態が続くのでしょう。今後おそらくいまより気温が下がって換気が難しくなるので不安もありますが頑張っていきます。

歯周病のメンテナンスが必要な方、虫歯の治療の途中の方もいきなり治療を中断すると思わぬ状態の悪化をきたす場合もありますので、今後の感染拡大で再び緊急事態宣言が出された場合も医院の方にご相談ください。

では、良いお年を!

メリークリスマスを今年は言い忘れましたよ…

11月November霜月

テーマ: 健康情報 2020.11.01

昨日はハロウィン。今年は自粛ムードでしたかね。

今日から11月ですね。

今月の行事と言えば、酉の市とか新嘗祭とか七五三。世の中的にはアメリカ合衆国の大統領選の方がニュースとして騒がしいですけど。今年もあと二か月になってしまいました。コロナ禍で一年あっという間です。

今日はにおいの話。

口臭が気になるという訴えは歯科医院ではよく聞かれます。体臭が気になるという相談は皆さん何処にするんだろう。腋臭とかなら皮膚科ですかね。でも口臭も体臭も病気に由来することも多いですから加齢のせいだと侮らずにしっかり原因を知っていく必要があります。

😁生理的口臭という言葉を聞いたことがあるでしょうか。誰にでもあるにおいで、起床直後、空腹時、緊張時は特に口臭は強まります。これは唾液の分泌が減少し、細菌が増殖して口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物(VSC)がたくさん作られるためです。しかし、歯みがきで細菌やVSCが減少し、食事をしたり、水分を積極的に補給するようにすることで唾液量が増加すれば急激に口臭は弱まります。したがって生活習慣の改善でよくなり、治療の必要がありません。

病的口臭ということもあります。鼻やのどの病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などが原因で口臭が起こる場合もありますが、病的口臭の90%以上は口の中にその原因があり、歯周病、歯垢(しこう)、歯石、舌苔(ぜったい)「舌の表面に付くコケ状の細菌の固まり」、唾液の減少、義歯(入れ歯)の清掃不良などがあげられます。病気の原因を治療することで口臭を減らしたり、治すことができますので診断を受けてください。

後は心理的口臭といって、自分自身で口臭があると思い込む場合もあります。

🙅体臭の原因は汗・皮脂・垢と細菌のコンビネーションで起こるらしいです。脂や汗は、分泌されたばかりではほぼ無臭ですが、時間が経って皮膚常在菌が作用することにより、これらに含まれる脂質やタンパク質、アミノ酸などの成分が酸化、分解されて、不快なニオイのするガス(揮発性成分)を発するようになるのです。これまでに数百種以上の体臭の成分が確認されています。汗腺にはエックリン腺とアポクリン腺があり前者の役割が体温の調節であるのに対し後者は性的アピールなどのためにあり特有のにおいがあるそうです。いわゆる加齢臭というのはエクリン腺からのパルミトオレイン酸、過酸化脂質やアポクリン腺のノネナールという物質だそうです。また女性ホルモンには汗を抑える働きがあり閉経後に汗をかくのはこのためです。

病気の可能性もあるので注意してくださいね。

脂漏性皮膚炎・・・・あぶらっぽい皮脂臭

糖尿病・・・甘酸っぱいニオイ、アセトン臭。リンゴやグレープフルーツなど果実の 腐ったようなにおいがします。

腎機能の低下、全身疲労など・・・・汗のアンモニア臭

甲状腺機能亢進症、パーキンソン病・・・・皮脂腺が活発になり独特の体臭

便秘・・・・・・便の腐敗臭

 

基本的に病気の治療が最優先ですが、汗は早めに拭いたりシャワーを浴びたり、周囲への配慮は必要になるので難しいところですね。もちろん口臭対策も大切ですから食後の後の歯磨きと定期的な歯科医院でのクリーニングは欠かせません。やはり、人と会う前には歯みがきしましょうね。いくらマスクしているからって食べかすや歯垢を歯にくっつけたままでいいというわけはありませんよ……ふっふっふ😷

 

うちのクマ君(二代目)もハロウィンの仮装(一応ドラキュラ伯爵??)から冬支度のダッフルコートにお着替えしました。

 

中秋の名月

テーマ: 新着情報, 虫歯 2020.10.01

新潟はあいにくの曇り空ですが、今日は中秋の名月だそうです。漠然とお月見の日!満月の日と思っていましたが、満月とは限らないそうです。太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月の事を指すのだそうです。十五夜です。ちなみに今年は明日10月2日が満月です。

お月見にお供え物をするのは、月が風雅の対象であるだけでなく、信仰の対象であったからだそうです。収獲に感謝するお祭りなので、収穫物をお月様にそなえるようになりました。お供え物として定番は月見団子ですが、十五夜を別名『芋名月』といいイモ類の収穫を祝う行事でもあった事からサトイモやサツマイモもお供えするそうです。しばらくしたら食べてもok で供えたものを食べることで神様との結びつきが強くなるんだとか。

いま、季節的にあちこちでススキを見ますが十五夜にこれを飾るのは、神様の依代であるとか稲穂に見立てているとかいわれています。秋の七草や季節の草花で彩るのもよいでしょう。

この時期のお祭りと言えば、日本人にはもうすでにハロウィンの方が定着してしまったかもしれません。医院のインテリアも変えてみました。今月末はハロウィンです。毎年新潟市でもイベントが企画されていたようですが今年はどうなるんでしょうね。オンラインでトリックオアトリート(お菓子をくれないと、いたずらするぞ)でしょうか??

甘いお菓子の後は歯磨きもお忘れなく。☠

歯ブラシでかまってくれないと、むし歯にするぞ~。🍩🍫🍭

スポーツドリンクと経口補水液

テーマ: 小児歯科, 虫歯 2020.08.30

暑い毎日が続きます。七月それほど気温が上がらなかった分が今にして夏真っ盛り☀

⚽スポーツの秋までは程遠い感じですが、この暑い夏にもスポーツをされる方はもちろん多くいらっしゃるでしょう。スポーツをしていると糖分の入ったスポーツドリンクや補給食をだらだら食べ飲みしちゃいますよね。この糖を栄養源にして虫歯菌は酸を作り出します。酸で歯がとかされて穴があくとむし歯になってしまいます。🍹

スポーツの現場では、「スポーツ飲料と経口補水液ではどちらがいいか」という質問が出るそうです。ナトリウムなどの電解質濃度が低く糖質濃度が高いのがスポーツ飲料で発汗に伴う水分と電解質に加えてエネルギーを素早く補給します。対する経口補水液は電解質濃度が高く糖質濃度が低いのが特徴。スポーツ飲料よりも水と電解質の吸収が速いため脱水状態において不足している電解質を補います。

熱中症の予防として炎天下の試合や練習の前後に経口補水液を飲む選手もいらっしゃるようですが、一般のスポーツ愛好家や部活動ではスポーツ飲料で十分のようです。

なんにしてもスポーツ飲料が虫歯の原因になり得るのは確かなので気を付けましょう。最近は子供に哺乳瓶などでスポーツドリンクを与える親御さんは少なくなったようで、哺乳瓶う蝕(哺乳瓶でミルクやその他ジュースを飲むことで前歯等に虫歯が多発する状態)を見かけなくなりました。10年以上前は結構遭遇して、治療に加えて食事指導とかブラッシング指導やフッ素塗布をした記憶があります。

12歳児の虫歯は全国で一番少ない新潟ですが、現状は中学生以上の子の虫歯の方が心配です。原因はスポーツドリンクだけではありませんが間食の摂取の仕方など見直してみてはいかがでしょうか。

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医療DX推進体制整備について以下の通り対応を行っています。