今年もよろしくお願いします
一月もあと二日という今日ですが…今年もよろしくお願いいたします。
中国で初感染が確認された新型コロナウィルスは国内でも感染が広がっています。感染された方たちの一日でも早い回復をお祈り申し上げます
今年は暖冬ですね。今日は日中10度くらいまで上がって過ごしやすかったです。しかし、雪の降るべきところに雪が降らないと、各方面に影響が出るようです。除雪の業者さんや、雪まつりや、スキー場…。そして、暖冬のあとにきっとくるであろう水不足問題。新潟の米は大丈夫か?東京五輪でも水不足が心配。
来月は節分。天気はいいけど何やら悪いニュースの多い年初め。豆まきで鬼を退治します!
年の数だけ大豆を食べよう、なんて話もありましたね。北日本では豆まきで大豆より落花生を投げることが多いようです。食べるのなら栄養のバランスなどから大豆の方がいいかなと思いますが……。
大豆イソフラボンが脚光を浴びるようになって久しいですね。
女性ホルモン「エストロゲン」と似た化学構造と働きをすることがわかっています。
元々は、大豆の胚軸(生長すると芽になるところ)部分に多<含まれる抗酸化物質の1種。細胞にダメージを与える「活性酸素」の働きを抑えてくれる優れものです。大豆イソフラボンの特徴は、女性ホルモン「エストロゲン」(卵胞ホルモン)に似た働きをし、女性の美しさや若々しさを手助けしてくれる事にあります。
加齢とともにエストロゲンの分泌量が減少すると、やがて更年期、閉経を迎え、それに伴い、「更年期障害」と呼ばれる体と心のトラブルがみられることがあります。そこで大豆イソフラボンは、エストロゲンの不足を補い、トラブルを予防してくれる可能性があります。
近頃ドライマウスの方がよく医院に訪れられますが、そこまで気にされなくても…という方から、舌痛症を伴うような深刻な状態の方まで様々です。ガムをかむこと、唾液腺のマッサージ、湿潤スプレーやマウスウォッシュの使用などを指導しておりますが更年期障害とかかわりのある場合などにはホルモン補充療法によって口渇感の秋禅が見られるといいます。女性ホルモンの代わりをするという大豆イソフラボンの摂取もいいかもしれません。ただし、すべての人が大豆を摂取して女性ホルモンを補うことが出来るというわけではないのです。更年期障害の相談はまずは婦人科で相談しましょう。大豆イソフラボンには摂取の目安量がありますので、特にサプリメントを飲んでいる方は、摂り過ぎに注意する必要があるでしょう。
お口の渇きは、つらい症状ですよね。何でもご相談ください。
本年度は大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします
2019年12月30日です。
今年の診療も無事終了いたしました。
歯科医師一人と、歯科衛生士三人と、歯科助手二人で来年も頑張っていきます。来年になって変わることはそんなにないですけど、強いて言えばスタッフの制服が変わります。
じつはここ一二年は紺のパンツに上はカラフルなスクラブでした。好きな色は人それぞれで従って毎日いろんな色の制服で仕事に従事していたのです。自分の好きな色に包まれて仕事するのが一番よかろう…と思っていたのですが、ユニフォームらしくないとのお声もいただき、来年からは全員の合意の上でユニフォームの色を統一して心機一転、心新たに始動しようかと思います。個人的にはちょっと地味じゃないかな?と思うのですが…乞うご期待。
👉この12月に新しい機械を入れました。プロフィーメイトneo。
パウダーを勢いよく歯面に吹き付けてタバコやコーヒーなどによるステインを除去します。勿論バイオフィルムも除去できます。
歯周病菌やう蝕細菌の集合体をプラークと言います。これらの細菌は自らが作り出す菌体外多糖によってバリアーを張っています。このバリアーによって守られている細菌の集合体は直接歯面に付着できない菌種他の菌種の仲介によって存在することが出来ます。付着や栄養素の面でお互いに協力拮抗しあう事で最近の共同体は安定状態となります。最近はこのバリアーの中にいる限り細菌を攻撃しようとする白血球や抗体などから自らを守ることが出来るのです。このバリアーがバイオフィルムです。このバイオフィルムが出来てしまうと歯のエナメル質が唾液に触れなくなり唾液による洗浄作用がなくなります。そして細菌が繁殖しやすい環境となってしまい、虫歯や歯周病にもなりやすくなるのです。
こちらの機械で、効率よくブラシでは行き届かない部分のバイオフィルムも除去していけますし、快適に治療を受けてもらえるんじゃないかな?と思います。パウダーの味がややしょっぱいので、合わない方はいらっしゃるかもしれませんね。
来年もよろしくお願いいたします!!
暖冬だそうです
今年は暖冬だそうです。本当でしょうか??
昨日は木曜日で休診だったので、マイカーのメンテナンスにディーラーさんのところに行ってきました。ついでにスタッドレスタイヤに交換してもらいました。帰り道雪がちらちら降っていました。お昼のNHKのニュースで新潟市中央区で降雪のお知らせが。あ、やっぱりね。皆さんも冬の備えを万全に!
でも、二年前が大雪過ぎて大変だったのでしばらくお手柔らかに頼みたいです。今シーズンは、偏西風が日本付近で北に蛇行し、南からの暖かい空気に覆われやすくなる見込みなんだそうです。このため、日本では冬型の気圧配置が長続きせず、暖冬傾向となるのだとか。
「カマキリが高いところに卵を産んだら大雪」という話をよく聞きますよね。似非科学ということらしいですけど…。私はガーデニングだのハイキングだので出歩くことが多いですが、見たところカマキリは結構高い位置に産卵しているなーなんて思いました。いや、まてよ?カマキリが卵が雪に埋まらないように積雪量を予知して卵を産むとかいう事らしいけど、魚沼のカマキリなんてみんな雪に埋まっちゃうだろうけどカマキリが全滅したなんて話は聞きませんよねえ。
カメムシが多いと大雪という説もありますね。今年は少なくともうちの医院のあたりでは大量発生していませんねえ。
うちのスタッフのお子さんが学級担任から聞いた情報では、百舌鳥のはやにえの位置が高いと大雪とのことで今年は位置が高いそうです。
他にも、猿が里に早く出る年は雪が早いとか鳥が高いところに巣を作ると大雪とかいろいろありますね。
😝私が思うに…。大雪の年は、知覚過敏の患者さんが増える?水道の水が早く冷たくなるから!?なんてね。そんなわけありませんよ。
知覚過敏の理由はいろいろありますが、食いしばりの強い方や間違った歯みがきをされている方は歯の根元のエナメルシテが剥げてしまって、象牙質知覚過敏症をよく起こされているようです。歯周病で歯ぐきや骨が減ってしまって起きることも多いのです。当院では原因を診断したうえで適切な処置と指導を心がけています。レーザー治療も有効です。ご相談くださいね。
ホワイトニング
台風をいくつか経て秋になり新潟も涼しくなりました。
台風15号では千葉県で大規模な停電になり、二十日ほどたった現在でも復旧していない地域もあるとか。被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。🌧🌧🌧
フェーン現象で当院の植栽はだいぶ干からびております。そろそろ見頃を迎えるはずのアメジストセージの蕾も葉もチリチリです。残念。
今日は審美歯科の話を。
歯の色の濃さは、結構頻繁に患者さんから訴えられるお悩みです。あとは歯の形態を何とかしてほしいといったこともあります。二本目の前歯はたまに矮小歯があるので。
春や夏の方が訴えは多いような気がするが…?あとは華燭の典、結婚式前に歯を白くしてもらいたいという訴え。結婚式前の場合は、普段大きなコンプレックスがなくても、一生に一度の事ですから前撮りの前などにしっかりベストな状態に持っていきたいといったことがあるようですね。
トゥースホワイトニングは1976年以降アメリカにおいて普及したテクニックです。当時はどのような術式でどの程度色調が改善できるか十分な情報は少なかったようです。
歯はなぜ着色して見えるのか?エナメル質のハイドロキシアパタイトの色調はほとんど無色であるが。エナメル質表面やエナメル小柱に存在する有機色素の分子構造が着色となって人の目に映るようです。現在行われているホワイトニングは過酸化水素が用いられています。過酸化水素による有機成分を分解する作用は着色物である有機成分に作用して歯質には作用しないため、歯質に対する以外作用はほとんど生じないといわれています。オフィスホワイトニングでもホームホワイトニングでも歯を白くするメカニズムは変わりませんが、ホームで使用する薬剤は過酸化尿素であり、尿素と過酸化水素に分解されて、この過酸化水素が歯を白くしてくれます。効果が出やすい色というのがあって、着色傾向としては暖色系(赤とかオレンジ、黄色)の方が効果が大きいようです。
ご希望の方はお電話で術前のカウンセリングのためのご予約をください。メリットデメリットなど知っていただいた上で処置を進めていきたいと考えております。
10月と11月はホワイトニングのお試しも実施しております。ホワイトニングがはじめてで効果や体質にあうかあわないか不安のある方は、前歯一本のみホワイトニングをテストしてみましょう。
休診日のおしごと
今日はとても暑かったです。梅雨明けして早々のこの暑さ!参りました。
午前中は新人さんの研修をしました。前半は私が健康保険の仕組みとカルテの作成手順などをかなりスパルタ的に教えて、後半は歯科衛生士が休日出勤してくれて歯科治療の流れや用語などを懇切丁寧に…。
新人さんは、新しい知識をがつがつに詰め込まれて、頭がパンパンになって帰って行かれました。大丈夫かな?
この暑さで医院の庭のサンパチェンスが萎れました。うちの庭にはやや木々に隠れるところにインパチェンス、炎天下にさらされる歩道側にサンパチェンスを植えています。サンパチェンスはインパチェンス属の種間雑種としてサカタのタネが開発した品種だそうで、真夏の日差しにも強いのが特徴…萎れてるけどね。
午後は長岡で研修会でした。テーマは禁煙指導。新大医学部の教授より主にタバコの有害物質についてさまざまなエビデンスのお話と、保健師で労働衛生コンサルタントの先生より実際的な保健指導のコーチング術のお話でした。
タバコをやめられないのは意思が弱いからではなく喫煙習慣の正体が依存症であることは常識になっていると思います。ニコチンは脳のニコチン受容体へ作用しドパミン系報酬回路を介して喫煙者に快楽を与えます。ニコチン受容体は若くして喫煙を始めるほどその数と感受性が高まります。脳内報酬回路とは「がんばったらご褒美がもらえる」みたいなものと考えると解りやすいです。ニコチンを入れることで快楽が得られることによって脳にさぼり癖が出て、ニコチンなしでは快楽が薄くなってしまうような現象が起きてこれが依存症を生むわけです。
ゆえに、やはりお医者さんで禁煙するのがやはり近道でしょう!(ちなみに歯科でニコチンパッチやチャンピックスは処方できません)
そして!本数を減らしてもつらいだけで効果ないそうです。
受動喫煙は今までも問題になっていましたが、副流煙だけでなく、呼出煙(喫煙者の吐く息)も問題になっています。加熱式タバコは確かに副流煙は発生しませんが、呼出煙の中にはPM2.5もあるそうで、家族の健康を思うなら家で吸わないのはもちろんですが、吸い終わってもしばらくは自分の体を家族の前にさらさないのか一番という事になってしまいます。エレベーターに喫煙される方が入ってくるとそれだけで頭痛がするのは、単に匂いが嫌いで精神的なものかと思っていましたが、どうやらそれだけではなかったのかもしれません。
喫煙が歯周病に及ぼす影響は言うまでもありません。結構重症化しますが、喫煙する方の歯ぐきは出血もしにくいので本人が気づいていないケースも多いと思います。さすがに歯が抜ければどんな方でも気が付くと思いますけどそれじゃ遅いし…。
じつはあんまり患者さんにタバコをやめるように強く言ったことはありません。(どうしても歯周病を改善したいという方は例外として)
世代もあると思いますが、私が子供のころ大人は大抵タバコを吸っていましたから、そんなもんだという意識は根底にあります。タバコのヤニと歯石とともに歯が全部抜けて、総入れ歯でハイライトを咥え、入れ歯をヤニで黒く染める方は珍しくもないですし。
どこかで自己責任論にすり替えているのでしょうね。でも、本人が依存症で健康を害しているのに医療者が全くスルーってのもこれからは良くないのではないのかと思った研修会でした。