あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
と、ブログを更新し忘れて今頃になってしまいました。
2018年はのっけから色々ありました。診療始めの1月4日より新しいお仲間が入りました。歯科衛生士の渡辺恵子さんです。新人だけど頼りになるベテランさんです。
日本歯科大学新潟校の衛生士学校(現短期大学部)を卒業され、キャリアも長くていらっしゃいます。
そして、一月は事件が起こりました。あの大雪です。11日から降り始めた雪は留まる事を知らずばっさばっさと降り積もりました。除雪も間にあわず、駐車場が埋まり、散々でした。でも、皆で駐車場の除雪をして、スタッフ間の結束は固まったかもしれません。
そしてインフルエンザです。
今期はワクチン不足の報道もあり、昨年十一月ごろは実際ワクチン難民化していたご家庭もあろうかと思います。インフルエンザの予防接種を今は小学校ではやらないそうですね。1994年には予防接種法が改正され、集団予防接種は中止されたのです。集団予防接種世代の私の年齢が知れるというものですが‥‥。副作用を恐れて接種しない選択もありとは思いますが、集団予防接種が廃止されたことで感染が広がりやすくなたという説もあります。
医院の周りの小学校では、かなりの比率で学級閉鎖になっているとか。インフルエンザに罹患したことによる診療予約のキャンセルも相次いでいます。
皆さんお大事に。
今年の診療は今日で終わり
2017年もあとわずか。診療は今日の午前中まででした😊
診療の後は、正社員たちと私で大掃除でした。これで年明けはさわやかな診療室で気分も新たに患者さんをお迎えできることでしょう。
年末年始は、皆さまおいしいものを食べておいしいお酒を飲んで楽しく過ごされるのでしょうか。
で、オヤクソクですが、食後の歯磨きもお忘れなく。とてもありがちですが酔っぱらってそのまま寝ちゃわないように!!きっとお口の中は酸性に傾いて虫歯菌が大渋滞で、お口はネバネバで歯周病菌フェスティバルって感じです。翌朝、起きたときの口の中の身持ち悪い感じで多分激しく後悔します。(身に覚えアリ)
気を付けましょう😂
歯磨きとはつくづく奥が深いものなのですが、使用するアイテムの選択は大事だと思います。あとはやる気と根性と惰性?(良く言えば習慣)
歯間ブラシのサイズの選択ですが、結局はその歯間に適合したサイズに勝るものはないのですが、歯は欠損がなければ親知らずを除いて28本あります。歯間は上下合わせて少なくとも26か所あるわけで、その中には4Sしか入らないところもあればSでスカスカというところもあったりするでしょう。叢生(乱杭歯)があればフロスしか入らないところもあったりします。ブリッジがある場合、フロス(糸ようじ)は入りませんから確実に歯間ブラシが必要であったり。
その中でどの歯をどのアイテムで磨いていくか?(どの敵をどの武器で‥‥。)という問題を解決するのに我々は役立てるかと思います。答えは一つではないかもしれません。その方によっては歯ブラシの後、歯間ブラシを何本も持つより器用に一本の歯間ブラシですべての歯間を磨き切る技術を習得する方が早いかもしれませんし。一緒に考えていきましょう。きっと今よりよいお口の中の状態を得られるはずです😋
🐓本年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます🐈
初雪
新潟市で午前4時頃に、初雪を観測しました。新潟地方気象台によりますと、平年より5日早く、去年より17日早いということです。
日中、車で出かけたところフロントガラスを打つ雨粒にやがて白いものが混じりついに重たい雪に変わっていました。今年は早めにスタッドレスに替えていたので特に焦ることもなくドライブを継続しました。
「どうりで寒いはずだ」
❄二十代半ばの頃、今の魚沼市の診療所に勤務していました。そこは本当に雪深くて大変でした。新潟市に比べると予算と技術ゆえか除雪が上手なので通勤にそれほど支障はありませんでしたし、駐車場も消雪パイプで雪を溶かしてくれていました。ただし、朝停めたマイカーの上には昼休みにはこんもりと積雪が。歯科助手の女の子たちとふざけあいながら雪下ろしをしたことが思い出されます。真冬になると駐車場の消雪パイプの地下水も枯渇したのかでなくなり、お昼休みは自分の車を雪山から何とか掘り起こすのですが、午後七時診療が終わっていざ車を出そうとしてもスタックして車動かず!
❄「先生はダメだな!こんなとこに二駆で来るのがまず間違ってる!」と、ぶつぶつ言いながら一緒に車を押してくれたりしたものでした。雪国の女の子はとても強かった。そしてナース服に長靴がよく似合う。そして、華奢な体で普通に一人でタイヤ交換ができます(大概、父親が特訓するらしかったが、そうでなくても自動車学校が結構厳しめに仕込むらしい)
❄みなさん、高校を卒業して歯科医院に就職する感じなので十八歳から二十二歳くらいでした。とてもしっかりしていたなあ、と雪が降るたびに思い出します。私をメンタル的に社会人にしてくれたのは先輩歯科医師ではなくて、あの女の子たちだったなと今はなんとなく思います。別に雪の事だけじゃなくてね、いろいろと。素朴で生意気でギャルっぽくても、責任感とか自覚とか、ちゃんとした親御さんに育てられたんだろうなという感じがします。
ともあれ、新潟市の雪はドカッと降ると思い切り交通がマヒしたりするので困りますし、お手柔らかに願いたいものです。ホント、雪かきって腰に来るし。
⭐恒例。着せ替えクマ君は今月はちょいワルオヤジ風?
革ジャンかライダースーツのつもり。
お口の健康がメタボを防ぐ
今日は昼過ぎに急にはげしい雨が降って、驚きました。🌧
洗濯物が出しっぱなしで、もう一度洗濯する羽目になってしまいましたよ。午前中は結構日差しがあっただけになんとも不安定な天気。
さて先日珍しく糖尿病連携手帳をお持ちの方が来院されました。活用されている方をあまり見かけないのですが、それとも歯科が関係している事実はそこまで浸透していないからなのか。
お持ちの方は是非P14~P15をご覧くださいな。
なぜ、糖尿病と歯周病が結び付くのでしょう。
歯周病がひどい方に共通しているのは、健常者に比べて血中の炎症性サイトカイン量が多い事です。このサイトカインが大きくかかわって血糖値を下げるインスリンの働きを妨げ、血糖値が上昇するといわれています。サイトカインとは、細胞が産生する細胞間情報伝達のためのたんぱく質の一種です。
このメカニズムから、歯周病の治療が糖尿病に好影響を与えることが考えられます。特にⅡ型糖尿病では歯周病治療で血糖値が改善するとの報告があります。
そしてタイトルにあります肥満ですが、特にⅡ型糖尿病の原因の一つとされています。(しかし生活習慣と同様、遺伝的要素も大きくやせ形の人でもⅡ型糖尿病になることがあります)
ちなみに肥満とは摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り続けて、体脂肪が必要以上に増えてしまうことです。その程度ですが体脂肪率の代わりにBMIを用いることが多く25を超えると肥満と判定します。BMIは体重を身長の二乗で割った数です。肥満と判定された人は、歯周病にかかっている割合が高く、食生活において歯周病予防を心がけると、肥満防止につながると歯周病の専門医の間ではいわれているようです。
ポイントは、規則正しい食事をして間食を減らすこと、よく噛んで食べること。しっかり咬むと唾液がたくさん分泌され、口の中をきれいにしてくれて歯周病を防ぎます。よく噛んで食べると満腹感も得られるので、摂取エネルギーの抑制にもつながるでしょう。
そんなわけで少々当たり前すぎる感もありますが。歯と口の健康を保てば肥満の防止になるようですよ。👄
夏休み?
涼しくなりましたね。八月の最終日です。
小学校などは今日から、あるいはもう少し前から新学期だったところもあるようです。みなさん夏休みの宿題は終わったのでしょうか。
親御さんたちも協力するのが大変なようです。
私も子供のころを思い出します。アマガエルの研究とか草木染とか、自宅から学校周辺を網羅したジオラマを作った年もありました。洞窟を探検してそこの生物(蝙蝠とか)を調べてみたり、あとはアイヌ語の調査っぽいことしたこともあったような。思いだすと結構ハードだったけど面白かったかな。付き合わされる親は大変だっただろうけど。
大人になった私の夏休みの最終日の宿題はこれです。
歯石を除去するときに使用するインスツルメントなのですが、グレーシーキュレットといいます。
各部位の歯根の形状に合致し、周囲組織にはダメージ(傷)を与えないように設計してあります。
そのため、部位ごとに使用するスケーラーの種類が決まっています。歯石を取るために先に刃がついているのですけど、その形とか角度がいろいろ違うんです。私や歯科衛生士が歯石を取るためにガリガリやってる時に使ってる道具ですね。技術も大事だけど、いい道具はいい治療につながりますので、メンテナンスは大切です。
歯周病の治療で患者さんの歯ぐきの中にたまってしまった歯石などを除去しているわけですが、このグレーシーキュレットは使っているうちにだんだん刃が丸くなっていくので包丁と同じで時々砥石で砥がねばならないのです。
20本近く砥ぎ続けたら左手が痛くなってきました。
お風呂でマッサージしよ‥‥。