節分
もうじき節分です。
2月3日の節分とは、冬が終わり立春(暦の上では春)となるその前日に春の訪れを喜ぶ行事です。季節を分けるということも意味しているとか。
そして邪気を払うために豆まきを行います。
豆をまくのは、「豆」が「魔目」・・鬼の目。「魔滅」・・鬼を滅すると読め、鬼に豆をぶつけることにより邪気を払うのだとされています。
そして、数え年の数だけ豆を食べると体が健康になり風邪をひかないのだとか。
豆は栄養価も高いですからね。
インフルエンザの流行は相変わらず激しいようです。
予防には手洗いうがいといいますが、手洗いと顔洗いが大事だそうです。顔に付着したウィルスを手で触れ口に入る可能性があるからですね。
風邪予防にはうがいに効果が全くないわけでもないらしいですけれど、うがいを沢山したからと言って予防効果が上がるというものではないようです。
あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
2015年もスタッフ一丸となって地域の皆様のお口の健康の手助けができればと思っております。
よろしくお願いします
Merry Christmas
Merry Christmas!
例年クリスマスになるとケーキの糖分と脂質の話をついつい取沙汰しています。
そんなこと言いながらも私は毎年近くの菓子店でクリスマスケーキを予約しているのですが……。
今年は例年になく12月からいきなりの積雪で、朝も早くから除雪作業に追われていたら、予約するのをすっかり忘れ気が付いたらクリスマスイブ。今年はケーキなしのクリスマスでした。
あの糖分脂肪分を考えるとそれでよかったのかもしれません。お腹の脂が気になるお年頃なので……。
でも、鶏肉は食べました。フライドチキン。
クリスマスにフライドチキンを食べるのは日本くらいのものという話を聞きました。
北米で七面鳥のローストを食べる習慣があるとは言いますが、アメリカでは縁起物といわれる七面鳥は日本ではなじまなかったということなのでしょう。ヨーロッパから移民してきた移住民たちが飢えを凌ぐのに食べたのが七面鳥だとか。いずれにしても七面鳥でも鶏でも宗教的な意味はないようです。何はともあれお祭りですから楽しく過ごしましょう。
鶏肉には抗酸化作用、抗疲労効果、血圧の上昇を妨げる働きなど、栄養価がある食材です。おいしく調理しましょう。
ここまで、全く歯と関係ない話なので、最後にちょっとだけ。
①年末に向けてなぜか銀歯が外れる患者さん続出中。
お聞きするとついハイチュウ食べちゃった……とか。ミルキーやらぷっちょやら。
時代的にもうミルクキャラメルではないようで。
そうでなくても虫歯になれば隙間が空いて銀歯は取れますので、もう一度付け直せるかはわかりませんが一応受診の際には外れたものをお持ちください。
②寒いせいか知覚過敏の患者さん続出中。
風も水道水も冷たいですからね。歯周病で歯茎が下がっていたり、正しくないブラッシングのせいで歯が削れた事によるものもあります。今まで出なかった症状が顕在化するきっかけが気温の低下であるのかもしれませんから、一度受診してみましょう。
③チョコレートで歯がしみる患者さん続出中
患者さんが男性で今が二月であれば……モテモテ?いやそんなこと言ってる場合ではありません。甘いものでしみるのは多分知覚過敏だけではありませんから早急に歯科医院へ。
とにかく、お口の中も健康でないといい新年が迎えられませんから、お口のケアを忘れずに
雨ばっかりですね
近頃急に寒くなりましたし雨ばかり・・・・。
でも全国的に11月はこれまで降水量が少なくて最近の雨でやっと平年並みというところらしいです。新潟も。
最近知り合いのお子さんが溶連菌に感染したとの報告がありました。その時は「合併症とか起こすと大変だからお大事にね」といいましたけど、ここいらで溶連菌感染症について復習を。
溶連菌感染症=A群β溶血性連鎖球菌に感染することを言います。潜伏期間は2~5日。
よく「子供がかかる病気」とも言われますが、体の抵抗力や免疫力が低下している大人や妊婦でも感染します。
高熱が出て、喉が痛み、舌に真っ赤なプツプツ(いちご舌)が現れるのが特徴です。
溶連菌はインフルエンザやはしかほどの強い感染力は持っていませんが、くしゃみや咳などの飛沫感染によって人にうつることが多く、特に「5歳から15歳の間では感染しやすい」と言われています。
溶連菌が流行っていて、抵抗力が低下している場合には保育園や学校などの人が多く集まる場所での注意が必要です。
溶連菌は普通は抗生剤がよく効きます医師から処方されるとおりに10日から二週間程度飲み続けてしっかり治しましょう。
熱が下がったといって薬を中断しすぐふらふら出歩いていてはいけません。
それはなぜか!?
合併症が怖いから。
溶連菌感染症は溶連菌一次症と溶連菌二次症に分けられます。
溶連菌一次症は前述のように熱や喉の痛みが主な症状です。
溶連菌一次症をしっかり完治しないと、今度は溶連菌二次症である急性糸球体腎炎やリウマチ熱を併発してしまうことがあります。溶連菌は一次症の後に起こる二次症の合併症の方が危険度が高いので、再発を予防するためにも安心せずに完治させることが大切です。
食欲の秋か虫歯予防の秋か
日に日に寒くなっていきますね。
庭の花ももう終わりそうです。雪が降る前に秋から春にかけての花壇のコーディネートを考えたいです。遅いですけど。
これだけ虫歯予防の歯磨き剤や歯ブラシがCMを飾り、歯科医院も予防に取り組んでいて、患者さまもセルフケアに勤しんでいても
虫歯の患者さまはやはりたくさんいらっしゃいます。
虫歯は除去して修復することはできても風邪が治るようには元に戻りません。まして神経に達する虫歯は根本的に
元通りにはならない宿命にあります。被せものを入れねばならなくなるということだけでなく歯自体がもろくなります。みなさん歯医者で説明されたことがあるのではないでしょうか。歯茎の下のほうにまで虫歯が進んでしまえば基本的には抜かねばならなくなります。また、歯の根の先に細菌感染が起きれば治療に時間がかかりますし場合によっては治らないこともあるのです。最大の問題は修復したところがまた虫歯になる可能性が結構高いということです。
そして、歯を抜くに至った場合ですが、きちんとなくなった部分の処置をしないと歯が動いてかみ合わせがずれるといったことが起きます。あまり長い間放置してしまうと入れ歯を入れるのもかなり大がかりなことになってしまうものです。
長々と述べましたが……つまり、虫歯にならないことが一番です。この先医学が進歩して本人の細胞から歯を再生できるようになったとしても、やっぱり虫歯にならないことが一番です。そして虫歯を早期に発見することは大切です。
特に若い方がそのあたりを認識してくれるとうれしいです。大人は現状はともかくそのあたりはよくわかっていると思うんですよね。そして小さい子供であればある程度親の目が行き届いていますし、何より新潟は日本一子どもの虫歯の少ない県ですから!私が普段感じるのは高校生から急に虫歯が増えていくということ。思春期になると急に子どもだけの時間が増えます。お菓子やジュースを摂取する時間も。大人が見ればだらしない食生活もそれはそれで素晴らしい青春の入り口だったりするんでしょうけど、やはり虫歯リスクの高い子は虫歯菌の餌食に……。そして、受験勉強も夜遅くに飲み食いしてしまう生活習慣のきっかけになると思います。将来がかかっている大事な時に虫歯の心配か?といわれるかもしれませんが、身に覚えのあることだけに若い皆さんには気を付けてほしいです。
これからインフルエンザの流行の季節。受験生はマスクが手放せませんね。でも歯ブラシも持ち物の中に加えてくださいな。