果物のキシリトール
暑い十月に驚きました。
でもまあ今日は雨も降ってかなり涼しかったですが。暑いだの寒いだの言ってるうちにあっという間に初雪が降って冬まっしぐらというのが新潟の秋……。
またまたキシリトールのおはなし。
虫歯予防の話はもう聞き飽きたと思いますので他の雑学をネタにしましょう。
キシリトールは最初カバノキから発見されまして「天然に存在する添加物」です。
ガムに添加されているように90%以上の量がないと虫歯予防には効果はありませんが他の食品にもキシリトールは含まれています。
野菜・果物 キシリトール (mg/100g乾物)
イエロープラム935
いちご362
カリフラワー300
ラズベリー268
チコリ258
茄子180
レタス131
ホウレン草107
キシリトールガムをよく噛んで唾液を出すことも大切なことです。ドライマウス(口腔乾燥症)の方も増えていますし、まずは噛むことに重点を置いて!
唾液には自浄作用と抗菌作用があり唾液をよく出すことが口を潤すことはもちろん虫歯や歯周病を予防します。口臭を防ぐ効果もあります。
秋の遠足
台風でいつも聞こえる虫の鳴き声が聞こえません。なにか不気味に静かすぎる秋の夜です。
冷たい風がやはり秋ですね。ちょっと寂しい。
来週の連休、お彼岸は穏やかな天候であることを望みます。
くま君も晴れたら遠足に行けると思います。
リュックサックの中にはおいしいお弁当とおやつ
芋掘り遠足に行きたい……。
さつまいもはとても栄養満点。主成分は澱粉ですから太ると思われがちですけどね
さつまいもの健康効果
さつまいもの主成分はでんぷんですが、各種ビタミンやミネラル類が豊富に含まれ、セルロース・ペクチンといった食物繊維が非常に多く含まれているのが特徴です。
さつまいもに豊富に含まれるセルロース・ペクチンなどの食物繊維は、便秘を解消させる作用だけでなく、血液中のコレステロールを低下させる作用や血糖値をコントロールする働きもあります。 大腸がん、高血圧、糖尿病などの成人病予防に効果的です。
またさつまいもには、生体膜を守り、ガン細胞の増殖を抑制すると言われるβ(ベータ)-カロチン、糖質の代謝を助けるビタミンB1、「若返りのビタミン」と呼ばれ、老化現象のもとになると言われる過酸化脂質が体内にできるのを抑制する働きがあるビタミンEなども、バランス良く含まれています。
美容にもいい
素晴らしい!!
でも食べ過ぎ注意。
台風18号により、被害を受けられました皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
台風18号により、被害を受けられました皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
新潟でも妙高市で矢代川が決壊し被害があったとのことです。お見舞い申し上げます。
私はこの連休関東方面に出かけていましたが、幸い情報を見ながら暴風雨のひどい時間を避けて動くようにしていたためなんとかやり過ごすことができました。
テレビで被害の状況を目の当たりにして本当に恐ろしい…自然の猛威を感じました。
夏が過ぎてしまいました
私は新発田市出身なのですが、小さい頃、毎年夏休みの終わりといえば新発田祭りの最終日の帰り台輪でした。
今年は久しぶりに高校の同窓生と一緒に新発田祭りに行きました。たこ焼きとぽっぽ焼きと唐揚げを食べました。お腹いっぱいでした。
かき氷を食べるにはちょっと寒かったから食べませんでしたけど。最近はあのイチゴシロップの着色料は天然材料も使われてるんですねえ。紫芋とか紫コーンとかの赤色のようですけど、屋台のは多分赤色2号などでしょう。
あの色を見ると歯科医師の性というか…う蝕検知液を思い出します。
あるいは歯垢染色液
お子様たちは大抵赤い液体を見ると「これ、血?」という発想になるみたいです。
やはり、自己防衛本能として必要な発想で、順調に成長してきたということです。
でも、この二つは歯医者では頻繁に出てくる薬品なので慣れてもらわないと……。
上の写真は虫歯になった象牙質を染め出すう蝕検知液。今は精度が上がる成分になっており、昔より健全な部分を残せるようになりました。虫歯に塗布して洗浄すると感染した歯は赤く染まるというものです。
下はお馴染みですよね。磨き残しを染色するもの。視覚的にプラークコントロールの善し悪しを判別できるので特にお子様のブラッシング指導には有効です。
安全性は確立されていますが、アシッドレッドという着色料です。別名食用赤色
106号。
こればかりはほかに良い試薬がないので認可を受けた薬を正しい使用法で用いて治療成果を得ています。
余談ですが…赤い着色料というとセイヒョーのもも太郎を思い出します。昔は舌が赤くなったけど今は赤くなりませんよね。今は上記のイチゴシロップ同様「むらさきいも色素」を使っているんだとか。
赤い色素でよく聞くのはコチニール色素。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますがカイガラムシ科ののエンジ虫から抽出されます。サボテンについている虫らしいですよ。
古代インカ帝国の時代から使われ洋服の着色に使われてきました。お酒のカンパリの着色にも古くから使われたということです。歴史の古い安全性のデータの多い着色料ではあります。
もちろん、どんな添加物にもアレルギーのある方はいますし、合成着色料には有害なものもありますから、慎重に用いる必要があります。
ではでは。
台風と集中豪雨に気をつけましょう。
梅雨明け
梅雨が明けた途端にとても暑い一日でした。
今日の全国最高気温を記録したのは、館林でも熊谷でも多治見でもなく高知県の中村というところらしい……。38.6℃!!ひぃぃぃ。
新潟は31.5℃。このくらいでへこたれてはいけませんな。みなさん、熱中症にご注意を。
くまくんは甚平姿で夕涼みです。
風邪の流行るシーズンではないのに治療中に鼻の苦しそうなお子さんをよく目にします。慢性鼻炎の患者さんは非常に多いようです。そして鼻づまりのあるお子さんの90%以上に睡眠時の悪習慣があるのだそうです。
第1位 口呼吸 第2位 いびき 第3位 歯ぎしり
それ以外には 息が苦しそう とか 夜中に目が覚めるといったことがあげられるようです。第1位の口呼吸は、特に睡眠時細菌ウィルスなどが喉を直撃し体内に入りやすくなりアレルゲンを口から吸い込むことにもなりますし、口の中を乾燥させてしまい虫歯や歯周病になるリスクを高めます。第2位ですが、子供のいびきは大人のいびきほど注目されないのですが、あまり続くと体内が酸素不足になったりします。無呼吸症候群も鼻炎の子の方が少し割合が高いそうです。耳鼻科の先生によると多少の鼻づまりならブリーズライトなどの商品も効果があるとのことです。五歳未満の子供には使用できせんから注意が必要です。
ではでは。夏休みも後半戦ですが、お体気をつけてください。