■ カテゴリー: 健康情報
全集中で頑張りましょう?
毎日、新型コロナウィルス感染症の新規感染者の人数をニュースで聞くたびにドキッとしています。換気に気を付けて、でも室温が下がらないように、花粉が入り込まないように、いろいろ頑張りながら、何とか通常通りの診療が出来ています。
出来る感染対策を粛々と行って、家と医院の往復だけをする日々なんです。コロナのおかげといっては何だけどウェブセミナーが増えて地方に住むものとしては勉強しやすくなりました。実技を伴うような講習会には行けないんだけども……。
コロナ以前、ちょっと遠くの市立体育館のトレーニング室やプールにたまに行くくらいしか運動していなかった私ですが、Youtubeでここ一年くらいは室内でできるトレーニングを見つけて、そこそこストイックに鍛えています。そんなわけで、昨年から肩こりや腰痛が改善して、いい調子です。この冬から春にかけて全く風邪もひかず体調だけはすこぶる良好で、診療にもいい影響を与えていそうです。ありがたいことに。
皆さんも適度な運動を心がけてくださいね。筋トレの際は息を止めないで…。呼吸は大切です。
「鬼滅の刃」のおかげで、小さい子までも「呼吸」という単語を知っていて驚く今日この頃。そこまで詳しくはないので、大人気の竈門炭治郎君が水の呼吸の使い手だというあたりで小さい子のウケを狙ってみたり…。とりあえず治療の時は「全集中」でお願いします??
当院のテディベアも鬼滅の刃のコスプレでお出迎えしています。
11月November霜月
昨日はハロウィン。今年は自粛ムードでしたかね。
今日から11月ですね。
今月の行事と言えば、酉の市とか新嘗祭とか七五三。世の中的にはアメリカ合衆国の大統領選の方がニュースとして騒がしいですけど。今年もあと二か月になってしまいました。コロナ禍で一年あっという間です。
今日はにおいの話。
口臭が気になるという訴えは歯科医院ではよく聞かれます。体臭が気になるという相談は皆さん何処にするんだろう。腋臭とかなら皮膚科ですかね。でも口臭も体臭も病気に由来することも多いですから加齢のせいだと侮らずにしっかり原因を知っていく必要があります。
😁生理的口臭という言葉を聞いたことがあるでしょうか。誰にでもあるにおいで、起床直後、空腹時、緊張時は特に口臭は強まります。これは唾液の分泌が減少し、細菌が増殖して口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物(VSC)がたくさん作られるためです。しかし、歯みがきで細菌やVSCが減少し、食事をしたり、水分を積極的に補給するようにすることで唾液量が増加すれば急激に口臭は弱まります。したがって生活習慣の改善でよくなり、治療の必要がありません。
病的口臭ということもあります。鼻やのどの病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などが原因で口臭が起こる場合もありますが、病的口臭の90%以上は口の中にその原因があり、歯周病、歯垢(しこう)、歯石、舌苔(ぜったい)「舌の表面に付くコケ状の細菌の固まり」、唾液の減少、義歯(入れ歯)の清掃不良などがあげられます。病気の原因を治療することで口臭を減らしたり、治すことができますので診断を受けてください。
後は心理的口臭といって、自分自身で口臭があると思い込む場合もあります。
🙅体臭の原因は汗・皮脂・垢と細菌のコンビネーションで起こるらしいです。脂や汗は、分泌されたばかりではほぼ無臭ですが、時間が経って皮膚常在菌が作用することにより、これらに含まれる脂質やタンパク質、アミノ酸などの成分が酸化、分解されて、不快なニオイのするガス(揮発性成分)を発するようになるのです。これまでに数百種以上の体臭の成分が確認されています。汗腺にはエックリン腺とアポクリン腺があり前者の役割が体温の調節であるのに対し後者は性的アピールなどのためにあり特有のにおいがあるそうです。いわゆる加齢臭というのはエクリン腺からのパルミトオレイン酸、過酸化脂質やアポクリン腺のノネナールという物質だそうです。また女性ホルモンには汗を抑える働きがあり閉経後に汗をかくのはこのためです。
病気の可能性もあるので注意してくださいね。
脂漏性皮膚炎・・・・あぶらっぽい皮脂臭
糖尿病・・・甘酸っぱいニオイ、アセトン臭。リンゴやグレープフルーツなど果実の 腐ったようなにおいがします。
腎機能の低下、全身疲労など・・・・汗のアンモニア臭
甲状腺機能亢進症、パーキンソン病・・・・皮脂腺が活発になり独特の体臭
便秘・・・・・・便の腐敗臭
基本的に病気の治療が最優先ですが、汗は早めに拭いたりシャワーを浴びたり、周囲への配慮は必要になるので難しいところですね。もちろん口臭対策も大切ですから食後の後の歯磨きと定期的な歯科医院でのクリーニングは欠かせません。やはり、人と会う前には歯みがきしましょうね。いくらマスクしているからって食べかすや歯垢を歯にくっつけたままでいいというわけはありませんよ……ふっふっふ😷
うちのクマ君(二代目)もハロウィンの仮装(一応ドラキュラ伯爵??)から冬支度のダッフルコートにお着替えしました。
注意報!(コロナでぐったり)
コロナ禍の中、皆様お疲れ様です。ちょっと平常通りの生活を味わったと思ったら、結局今日は新潟県内、とりわけ新潟市内で八人の感染が確認され、新潟県では独自の『注意報』が発令されました。
とはいえ、私の生活はあんまり変わらないのですが…。家と医院の往復のみ。
外食の代わりに、ちょっとリッチなテイクアウトをするくらいしか羽目を外すことは出来ませんな…。ブラッスリー・ポーさんのお弁当は美味しかった…。ありがとう!生活が潤いました!いつかコロナが落ち着いたらお店でまたディナーをいただきたいです。
またまたおこもり生活をしなければならない兆しですが、ステイホーム中もしっかりプラークコントロールしましょう。私自身、最近忙しかったりイライラしていて少し雑に歯みがきしていたら奥歯の内側が知覚過敏になったようです。ちょっと高級な歯ブラシに変更して丁寧にブラッシングしようという計画です。人に指導ばっかりしているけど自分を顧みるいい機会になりました。
ブラッシング圧(ブラッシングで歯にかかる力)は100~200gが適当といわれています。クッキングメーターでちょっと計ってみましょう。私をはじめとして皆さん結構ガシガシ強めに磨いておられるようです。でもその程度の力だと何回もこすらないと汚れは落ちませんから、歯みがきって意外に重労働!
ではでは、知覚過敏にならないように丁寧な歯磨きを心がけましょう!
ステイホーム週間
🌺ゴールデンウィークが始まりました。
ステイホーム週間は東京都が提言したものだけれども、新潟県も自粛ムードは漂っている?でもショッピングセンターには車がとても多いのでそこまででもないような感じはします。まあ食料品買わないとご飯食べられませんから…。ソーシャルディスタンスを確保してお買い物をしてください。
新しい料理の本をAmazonで買ったので何か手の込んだものを作りたいと思います。
あとは…歯石取りの器具の刃を研いだり、文献読んだり、部屋の掃除をしたり、医院の庭の草むしりでもしようかしら。
世の中的に、歯科への受診を控える向きがありますが、今のところ歯科への休業要請は出ていないので診療しております。院内が混み合わないよう予約の調整を行っておりますので、フライングであまり早く到着しすぎないようにしてくださいね。待合室が密になっちゃうから。診療室も待合室も換気を徹底しております。換気をやり過ぎて天気のいい日でも五時を過ぎると診療しているこちらもかなり体が冷えます。寒かったら遠慮なくおっしゃってください。風に吹かれるくらいが皆さん精神衛生上いいかもしれませんが風邪ひいたら本も子もありません。
新型コロナウィルス感染を危惧して治療を控える方は多いと思います。むし歯の治療途中で放置して、こじらすとたまにひどい事になるので、受診をしばらく控えたいというときはご相談ください。特に根の治療の最中の放置は本当にひどいことになるのでくれぐれも宜しくお願いします。あとは、糖尿病の方の歯周病のメンテナンスはとても大切なので、治療を中止したいという場合も相談してください。
うーん。あとは…歯みがきがんばりましょう。虫歯は勝手には治らないので痛くなり始めちゃったら歯みがきしても治療しなきゃダメなときはダメですけど、予防が一番です。少なくともこの状況で不摂生して新しいむし歯を作るのは自らの首を絞めることになるので…。うーん。甘いものは控えめに。
🌺
手前の黄色い花、金魚草というんですが…今日患者さんに別名は?と聞かれました。結構名前が違っても同じ花ってよくありますよね。後で調べたのですが金魚草の別名はスナップドラゴンというそうです。なんか強そう。
白妙菊は「ダスティミラー」なんかかっこいいお名前。
まだ新芽が出てませんがセイヨウニンジンボクは「チェストツリー」これは患者さんに教えていただきました。
最近花がつき始めましたワイルドストロベリーは「えぞへびいちご」
いま満開を過ぎたところのアネモネは「牡丹一華(ぼたんいちげ)」
やけにはびこっているハナトラノオは「カクトラノオ」ですね。茎が四角だから。秋に咲きます。多すぎて上品さがないです。グランドカバーと言えば聞こえはいいが、ほぼ雑草の扱い。
鉄線はご存知「クレマチス」ですね。三株ありますが開花期的にはまだまだこれからでしょうか。うちだとバラの後になることが多いです。
うちにはない植物ですが紫陽花は「ハイドランジア」ですね。最近は園芸店でたまにその名前で売られていてびっくりします。私の中ではあじさいはあじさいです……。
ではでは。取り留めもありませんが…皆様お体に気を付けてお過ごしください。
今年もよろしくお願いします
一月もあと二日という今日ですが…今年もよろしくお願いいたします。
中国で初感染が確認された新型コロナウィルスは国内でも感染が広がっています。感染された方たちの一日でも早い回復をお祈り申し上げます
今年は暖冬ですね。今日は日中10度くらいまで上がって過ごしやすかったです。しかし、雪の降るべきところに雪が降らないと、各方面に影響が出るようです。除雪の業者さんや、雪まつりや、スキー場…。そして、暖冬のあとにきっとくるであろう水不足問題。新潟の米は大丈夫か?東京五輪でも水不足が心配。
来月は節分。天気はいいけど何やら悪いニュースの多い年初め。豆まきで鬼を退治します!
年の数だけ大豆を食べよう、なんて話もありましたね。北日本では豆まきで大豆より落花生を投げることが多いようです。食べるのなら栄養のバランスなどから大豆の方がいいかなと思いますが……。
大豆イソフラボンが脚光を浴びるようになって久しいですね。
女性ホルモン「エストロゲン」と似た化学構造と働きをすることがわかっています。
元々は、大豆の胚軸(生長すると芽になるところ)部分に多<含まれる抗酸化物質の1種。細胞にダメージを与える「活性酸素」の働きを抑えてくれる優れものです。大豆イソフラボンの特徴は、女性ホルモン「エストロゲン」(卵胞ホルモン)に似た働きをし、女性の美しさや若々しさを手助けしてくれる事にあります。
加齢とともにエストロゲンの分泌量が減少すると、やがて更年期、閉経を迎え、それに伴い、「更年期障害」と呼ばれる体と心のトラブルがみられることがあります。そこで大豆イソフラボンは、エストロゲンの不足を補い、トラブルを予防してくれる可能性があります。
近頃ドライマウスの方がよく医院に訪れられますが、そこまで気にされなくても…という方から、舌痛症を伴うような深刻な状態の方まで様々です。ガムをかむこと、唾液腺のマッサージ、湿潤スプレーやマウスウォッシュの使用などを指導しておりますが更年期障害とかかわりのある場合などにはホルモン補充療法によって口渇感の秋禅が見られるといいます。女性ホルモンの代わりをするという大豆イソフラボンの摂取もいいかもしれません。ただし、すべての人が大豆を摂取して女性ホルモンを補うことが出来るというわけではないのです。更年期障害の相談はまずは婦人科で相談しましょう。大豆イソフラボンには摂取の目安量がありますので、特にサプリメントを飲んでいる方は、摂り過ぎに注意する必要があるでしょう。
お口の渇きは、つらい症状ですよね。何でもご相談ください。