■ 年: 2016年
歯科衛生士募集中
わたしたちと一緒に働きませんか?
歯科衛生士の方、常勤、非常勤ともに募集中です。
年齢経験不問。
ご興味のある方は無料相談ページからご連絡ください。雇用条件待遇などをご説明します。携帯電話からご連絡の際は受信設定にご注意ください。メールが受け取れない可能性があります。直接医院にお電話いただいても結構です。
技術向上のためにセミナーを受講の際は全額補助します。特にホワイトニングコーディネーターやトリートメントコーディネーターの資格取得に興味のある方を求めています。MFTに興味のある方も研修会参加をお願いしています。
ご連絡お待ちしています。
はみがきのこと
雪が降りました。新潟市内の平野部にも多少の積雪がありましたけど、当院は海に近いせいもあって今朝の段階では全く白いものがありませんでした。私やスタッフたちが車に載せてきた雪が落ちて駐車場にコロコロ転がっているくらいで。
これからどんどん寒くなって雪も降って‥‥と考えると少し憂鬱。
12月は予約が混み合ってなかなか急患さんをすぐ拝見できなくて大変申しわせない日々です。なんとかしなければ!と合間に拝見するのですが、予約の方もそんなに長くお待たせするわけにいかなくて。ジレンマですね。
近頃歯みがきが疎かすぎる方が増えている感じ。寒くなってみなさんいろいろ縮こまっているのかしら。
単純にやる気がないとか習慣がないとかいう事もありますが。大人の場合はちょっと心の病の方も多かったりしてデリケートな問題だけにアプローチに悩みます。少しでも気持ちのほうもお口の中のことも改善するお手伝いができたらいいと思っています。今は口の中にまでそんなに意識が向かないとしても、それでも歯科医院に行こうと思ってケアに来てくださるそれだけのモチベーションがうれしいです。結構歯科って皆さんのトラウマだから。
歯磨きって結構いろんな要素が必要だと思うのです。
まず、子供のころからの習慣。でもこれは大人になってからでも習慣化することは可能です。虫歯や歯周病で歯科医院に受診した際の歯磨き指導かしっかり歯磨きするようになったという方もいれば、配偶者がたまたま丁寧な歯磨きの習慣のある人で、つられてフロスを使うようになったとか。試しに使ったフロスについた自分の歯垢のにおいをかいで「こんなのつけておけない」と青ざめたとか、まあいろいろ。
あと、感覚。舌で歯に触れたときの感覚。ツルツルなのが普通で、そうじゃない歯垢のついた状態を異常(異変?)と感じ取れる敏感さがあるかどうか。口の中の粘つきを自分で感知できるかとか。
そして、動作。歯ブラシの動きを指先でコントロールできるか。そして磨いている場所を頭の中の地図で意識できているか?
子供に歯磨きを教えるときに口の模型を隣にもっていって一緒に磨くという事をします。子どもの未熟な空間把握を補助するためです。それと口の中の感覚(歯ブラシどこ当たっているの?)を一致させる。
当たり前の事のようですけど小学生には結構むつかしい。時には大人でも自分で自分の口の中のどこを磨いているのか意識できているのか怪しい方はいらっしゃいます。でも毎日お風呂には入ると思うしその時体は割と隅々洗いますよね?腕~脇の下~ふくらはぎ~って。同じことなんだけど、歯って混み合ってるし28本もあるから、やっぱり大変
きれいに磨けたら、きもちいいです。もちろん健康にもいいし。
新しい仲間が増えました。
みなさんこんにちは。せいだデンタルクリニックにご来院の方はお気づきの方も多いと思いますが、長く当院におりました歯科衛生士と歯科助手が退職いたしました。
長くこの四人と私で診療に携わってきましたので、非常に寂しくまた抜けた穴は思ったよりも大きい!!!
しかし、二人には新しい門出。ますますのご活躍をお祈りいたします!
代わって、新しい仲間が増えました。二人には受付や診療の介助を少しずつやってもらっていますが、まだ慣れないことも多いです。患者さまにはできるだけご迷惑のないよう、細心の注意を払っておりますが至らない点はどうかご容赦ください。
スタッフ紹介ページは只今改装中です。
ミュータンス菌はたんすとは違うんだよね?
こんにちは。
今日はミュータンス菌のお話を。
ふと思い出しました。小さい男の子に「ミュータンス菌はたんすとは違うんだよね?」と聞かれた日の事を。その発想に思わず笑ってしまいました。洋服箪笥との違いを説明したことを覚えています。しかしまだ幼稚園生なのにミュータンス菌という単語をご両親から聞いていたという事ですもんね。すごい!
ミュータンス菌は学名「ストレプトコッカス・ミュータンス」といいます。連鎖球菌の仲間で、虫歯菌の名で知られています。
よく、砂糖が虫歯を作りやすい話は聞くと思いますが、いくら砂糖を食べても虫歯菌のいない口の中に虫歯はできません。しかし、乳歯が生えてミュータンス菌が定着し始めると、砂糖を摂ることで虫歯ができやすくなります。ミュータンス菌はネバネバして水に溶けない物質(グルカン)を砂糖から作ります。これがミュータンス菌が歯の表面に付着する足がかりになります。グルカンは歯垢(プラーク)を作ります。砂糖を摂ることで歯の表面に歯垢が形成されるとプラーク内のミュータンス菌は飲食物中の糖分を分解して酸を作り歯を溶かしていきます。これが何度も繰り返されると歯は崩壊し虫歯が発生することになります。
最近では、赤ちゃんの口の中は無菌でミュータンス菌は親などから感染するものであることは周知の事実となって、親御さんや祖父母の方からその種の質問をされることが少なくなりました。ほとんどないといっていいでしょう。常識として定着しているようです。
食物や食具を介して伝播するわけですが、たとえミュータンス菌が母親から子供の口の中に入ったとしても、すぐに虫歯が出来るわけではありません。口の中に定着するためには砂糖の存在が不可欠だということをお忘れなく。三、四歳の頃に砂糖の味を覚えさせないことは虫歯菌を定着させないためにとても重要です。
新潟の子供は日本一虫歯が少ないそうです。今後もそうありたいものですね!
台風の被害にあわれた方にお見舞い申し上げます
今年の台風はものすごいですね。北海道に三回も上陸とのことでかなりの被害との報道を目にしました。新潟県では糸魚川で国道が土砂崩れしたり家屋が浸水したりと被害が出たとのことでした。お見舞い申し上げます。
台風が過ぎ去ったら残暑も厳しく今日も三十度を超えました。エアコンで室内は適温のはずなのに湿度が高いのかだらだら汗かきますね。できるだけ快適な環境で治療を受けていただけるように気を付けてはいるのですが、ご指摘いただければ幸いです。
毎年の事ではありますし、この暑さもほんと一時だけで九月になれば嘘のように朝晩涼しくなる‥‥と信じているのですが。
子供たちの夏休みもあと一週間ですね。宿題は終わりましたか??
一学期中に行われた歯科検診で治療勧告(歯医者さんに行くように!)の紙をもらっていたら是非夏の間に治してしまいましょうね。
夏休みは生活習慣が乱れがちですし、アイスクリームなど糖分脂肪分の多い間食をとる機会も多い事でしょう。一日のうちで一回は時間をかけてしっかり歯垢を落とすようにしましょう。できれば寝る前歯磨きで時間をかけましょう。虫歯菌で酸性に傾いたお口の中を唾液が中和してくれるのですが、就寝時は唾液も少なくなり一番虫歯になりやすいとされています。寝る前の歯磨きがおろそかだと朝起きたときに口が粘ついたりしますよね。ひょっとしたらお口の中は虫歯菌のパラダイスかもしれませんよ‥‥。ゾク‥‥。